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お急ぎ治療の流れ

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仕事が忙しく 入れ歯が作れなかった患者さん

まだまだ仕事をバリバリしている年齢で、仕事も忙しくて なかなか歯医者に通院できず、歯が悪くなってしまう人が澤田歯科医院には結構来院されます。

ある患者さんの話です。

近所の歯医者に予約をとっても仕事の都合でちゃんとその時間に通院できず、キャンセルが続いてしまううちに、予約の電話がしづらくなり歯医者から足が遠のいてしまったそうです。

歯医者に通えない日々が続くうちに奥歯が抜けてしまい、物が噛みづらくはなりますが、なんとか前歯は持ちこたえていたので、そのままさらに数年を歯医者に通うことなく過ごしてきたそうです。

しかし、とうとう前歯もグラグラしてきてしまい、前歯が抜けてしまっては、さすがに人と会う仕事にも支障もきたしてしまうので、やっと重い腰をあげて、入れ歯を作ることを決意して、インターネットで歯医者さん選びをはじめたそうです。

仕事を一生懸命やっていて、噛むことよりも仕事を優先させてしまう方にありがちなパターンですね。

仕事が忙しく、一生懸命働いている人が多い現代社会では、決してめずらしくない状況のようです。

澤田歯科医院のホームページを見て、急ぎで入れ歯を作れることを知り、メールでお問い合わせが来ました。

数回のやり取りの後、連続2日間の日程を決めました。

もちろん、その2日間はその患者さんの予約しかとれません。

抜歯をして、すぐに上下総入れ歯を作り、歯のない時期をまったくなしにしようという試みです。

1日目 朝一番で来院した患者さんとよくお話をして、まずはグラグラの前歯を抜歯しました。これで完全に上下のあごに歯がない状態です。

ある程度止血をして、お口の型どりをして、午前中を終了しました。
お昼を食べに行ってもらっている間に、模型をつくり、噛み合わせをとる装置を作ります。

食事から戻ってきた患者さんに早速、噛み合わせをとる装置をあわせ、噛み合わせの高さ、歯の並べる位置を決めます。

お口に合わせながら、次々に歯を並べていき、見栄え、噛み合わせを決めていきます。夕方まで全ての歯を並べて、お口に指摘し、その日は終了。患者さんに帰って頂きます。

患者さんは遠方からお越しなので、近所のホテルに一泊です。

夜な夜な、噛み合わせの微調整、歯茎の形を整え、プラスチックの床部分を固い材質に置き換えて、完成、研磨をしておきます。

翌朝(二日目)、来院した患者さんのお口に出来上がった上下総入れ歯を装着、微調整を繰り返して適合させていく。

カチカチと噛み合わせを合わせ、ギシギシと歯をすり合わせる調整もして完成!

お昼は、お弁当をとり、実際に食べてもらいます。

食べてもらいながら、気になるところ、噛みにくさを調整していき、痛みなく噛めるところまで調整します。

表面をよく研磨して、違和感を感じる膨らみなどを調整して、夕方には出来上がり!!

2日間の怒濤の診療になりましたが、仕事の合間を縫ってスケジュールを合わせ、歯のない時期をなくすことで、患者さんはとても喜んでくれました。

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