総入れ歯づくり34年、開業19年目になりました
院長の澤田宏二です。
9月4日は、当院の開院記念日です。
今年で19年目に入りました。
総入れ歯づくりそのものは、学生時代の臨床実習から数えて34年になります。

年数を並べると、長くやってきたように見えます。
でも実際にやっていることは、開業した頃とあまり変わっていません。
一人の患者さんの入れ歯を、自分の手で作る。
合わなければ、合うまで調整する。その繰り返しです。
変わったのは、見えているもののほうです。
以前は、入れ歯を歯ぐきにぴったり合わせることを考えていました。
いまは、それだけでは足りないと思っています。
入れ歯は歯ぐきだけで支えるものではありません。
頬と唇と舌に囲まれた場所に置かれて、その中で落ち着く形を見つけるものです。周りの動きと調和して、包み込まれるように収まったとき、入れ歯は浮かなくなり、噛めるようになります。
この考え方にたどり着くまでに、ずいぶん時間がかかりました。
そして、たどり着いてもまだ先がありました。
100点を目指していたら1000点があることが分かり、最近は1万点が見えてきてしまいました。笑ってしまいますが、終わりがありません。
だから、たくさんの患者さんを診ることはできません。
一人の方に時間がかかります。
型取りも、噛み合わせも、そして技工も、すべて自分の手でやっています。
技工所に出せば早いのですが、出した分だけ、自分の目が届かなくなります。
歯ぐきの形を見て、噛み合わせを見て、その場で判断しながら作れることが、私にとっては大事です。
これからも、この作り方を変えるつもりはありません。
そして今後、実際にお作りした入れ歯の症例を、少しずつご紹介していく予定です。
義歯の写真と、治療の経過。ご本人に書面で承諾をいただいたものだけを載せます。
言葉で「良い入れ歯を作ります」とお伝えするより、そのほうがずっと正直だと思うからです。
19年目も、変わらずやっていきます。
御縁のある方との大切な出会いをお待ちしています。
院長 澤田宏二
※ 当院の総入れ歯治療は自由診療(保険外)です。費用は料金表をご覧ください。
